イギリスの首都ロンドンでは、毎週のようにあらゆる場所で様々なマーケットが開かれています!地元の人に混ざって、素敵なお土産や、そこにしかない雑貨を見つけるなら、マーケットがおススメです!
ロンドンでは大小様々な数多くのマーケット(市場)が開かれており、地元の人の買い物から観光客のお土産購入まで様々目的の人で賑わっています。多くのマーケットは何世紀も前からの歴史を持ち、近隣住民の生活を支えてきましたが、近年では都市の再開発・再発展や観光地化に合わせて、アーティストたちが集まったり、平日も開催されたり、と活性化が進んでいます。そんなマーケットの変遷に伴い、そこでしか見つけられない素敵な雑貨や屋台フードがすごく充実しています!
今回は、ロンドンで雑貨やお土産の購入にぴったりで、観光しても楽しい、個人的におススメしたいマーケットをランキング形式で紹介します!
【1位】ポートベローマーケット
知名度:
おススメ度:
最初におススメしたいのは、なんといってもポートベローマーケットです。ロンドンのマーケットの代表格と言っても良いマーケットで、どのガイドブックにも登場するマーケットです!
ポートベローマーケットがあるのは、ロンドン西部のノッティングヒルというエリアで、90年代の映画「ノッティングヒルの恋人」のロケ地としても有名で、今日も多くの観光客を引き付けています。
カラフルな家が特徴のストリートは端から端までが1.5キロメートルほどあり、全て見て回るには1日必要なぐらいの広さです!
売っているもの
ポートベローマーケットでは、アンティーク・雑貨・ファッション・食品・カフェなど、あらゆるものを取り扱っています。その中でも、アンティークや骨董品の品揃えは圧巻で、食器・アクセサリー・本・切手など心躍る様々なものが見つかります!掘り出し物が見つかるかも知れないですし、眺めているだけでも楽しいと思います!
営業時間
ポートベローマーケットは、月曜日から土曜日まで開催していますが、曜日によって出ているお店が異なります。一番のおススメは全てのお店が出店するメインデーである「土曜日」です!木曜日は13時まで、日曜日はお休みなので、気を付けてください。
また、ポートベローマーケットではテント型の市に加えて、ビルの中に常設のショップもあるので、日曜日に行っても何も無い訳ではないですが、土曜日や平日の方が賑やかなのでおススメです。
アクセス
ポートベローマーケットの最寄り駅は地下鉄「Noting Hill Gate」駅です。セントラルライン(Cetnral Line)とサークルライン・ディストリクトライン(Circle & District Line)が走っています。駅からは15分ほど歩くので、あらかじめ道のりを調べておくと良いと思います!
【2位】コヴェントガーデン
知名度:
おススメ度:
次に紹介するのは、ロンドンの中心部にありアクセス抜群、毎日開催している、市場やおしゃれな雑貨屋が揃っている、コヴェントガーデンマーケットです!
コヴェントガーデンには、多くの店舗に加えて、アンティークやハンドメイドの製品を扱う「アップルマーケット」と、ロンドン土産から骨董品まで雑多な商品が並ぶ「ジュビリーマーケット」という、小規模な屋台で構成されるマーケットが毎日開催されています!
中世に野菜や青果を扱う市場として利用されてきたコヴェントガーデンは、アーケード型のマーケットを中心として、現在ではロンドン市内でも有数のショッピングエリアになっています
売っているもの
コヴェントガーデンのマーケットの中には、アンティーク・雑貨・ファッションなど様々な小規模業者の商品が見つけられます!また、ハンドクラフトの製品も多いので、ここでしか買えない手作りの雑貨などを探してみるのも楽しいと思います!
また、店舗型のお店でも紅茶の老舗「Whittaed of Chelsea」や、クッキーの「Ben’s Cookies」に加えて、様々なレストランなどもあるので、あっという間に2~3時間が過ぎてしまうと思います!
営業時間
コヴェントガーデンマーケットの中は、日曜も含めて大体のお店が開いていますが、ジュビリーマーケットは曜日にやって少し屋台のテーマが変わるので気を付けてください!
アクセス
コヴェントガーデンマーケットは、ピカデリーライン(Piccadilly Line)の「Covent Garden」駅または「Charing Cross」駅から徒歩5分ほどです!中心部にあるマーケットなので観光の途中にも立ち寄りやすいと思います!
【3位】バラマーケット
知名度:
おススメ度:
次におススメしたいのは、ロンドンで11世紀から続く伝統の食品マーケット、バラマーケットです!こちらもロンドンでも有数の知名度を誇る歴史のあるマーケットで、ロンドンでも一番古いフードマーケットです。こちらの記事でも詳しく紹介しています!
屋内型の市場の中には、100店舗を越える食品のお店が立ち並んでいます。出店者を小規模な業者に限していることも特徴的で、成長した業者が卒業して新しい業者がまた入ってくるといったサイクルが確立されています。そのため、行くたびに新しい発見のあるマーケットです!
売っているもの
バラマーケットの中には、テイクアウト用の屋台やレストランなど食事を食べるところや、チョコレートなどのスイーツ、チーズ・肉や魚などの生鮮食品など、様々な食に関するお店が立ち並んでいます!
営業時間
バラマーケットは平日もやっている常設型のマーケットですが、月曜はお休みなので気を付けてください!
アクセス
バラマーケットは、地下鉄ピカデリーライン、ノーザンラインの「London Bridge」駅から徒歩3分ほどの場所にあります!
【4位】スピタルフィールズマーケット
知名度:
おススメ度:
次に紹介するスピタルフィールズマーケットは、ロンドンの東側リバプールストリート駅の近くにある、歴史あるマーケットです!全てのエリアが屋根で覆われているので、天気が悪い日でも楽しめるマーケットです。
スピタルフィールズマーケットは、「オールドスピタルフィールズマーケット」「スピタルフィールズマーケット」の2つがあり、別々に運営されていますが一つの敷地の中にあるので、特に違いについては気にしなくて良いと思います!
売っているもの
スピタルフィールズマーケットでは、地元のアーティストや小規模な業者をサポートすることを目標に掲げており、多くの独立系の業者が屋台に店を出しています。また、別の記事でも紹介したインスピタルフィールズの様な、店舗型のお店も多く並んでいて、ファッション・雑貨・家庭用品・アンティーク、など様々な商品を見つける事が出来ます!
また、レストランやカフェもマーケット内に多数あり、ヨーロッパ料理・アジア料理・アフリカ料理など、インターナショナルな食べ物が楽しめます!
営業時間
スピタルフィールズマーケットは月曜から日曜日まで無休です!
水曜日にはアーバンメーカーマーケットという名前で、通常のマーケットには出店していない個人のアーティストたちがお店を出します。
木曜日はアンティークマーケットと呼ばれ、アンティークや骨董品のお店が80以上の屋台として出店します。
アクセス
スピタルフィールズマーケットは、地下鉄セントラルライン、サークルライン、ハマースミス&シティーライン、メトロポリタンラインの「Liverpool Street」駅から3分ほどです!
【5位】カムデンマーケット
知名度:
おススメ度:
次に紹介するのは60年代から発展し続ける、パンクな雰囲気のカムデンマーケットです!カムデンマーケットを中心としたエリアは、日本で言えば原宿の様な雰囲気で、他のマーケットと比べても「若さ」を感じるエリアです!
カムデンマーケットは、「ステイブルズ・マーケット(Stables Market)」「カムデン・ロック(Camden Lock)」「ロック・ヴィレッジ(Camden Lock Village Market)」「バックストリート・マーケット(Buck Street Mark)」の4つのエリアで構成される大規模なマーケットエリアです!
カムデンマーケットの特徴はなんと言っても、1,000店舗を越えるお店が並ぶ広大さです!世界中から観光客が集まり、また週末には地元の人も集まってくるので、ロンドンで一番混んでいるマーケットと言っても良いぐらいかもしれません!
売っているもの
1,000店舗を越えるお店が並ぶカムデンマーケットでは、飲食店・衣服・アクセサリー・雑貨・本など、様々なものが見つかります!その中でもカムデンらしさを感じるのは、パンクな雰囲気のファッションや雑貨かと思います。
とにかく規模が大きい、店舗と屋台が両方ある、売っているものの種類も豊富、個性的な店も多い、そんなマーケットなので、大体のものはここで見つかると思います!個人的な印象としては、若い人や観光客向けのものが多いのかな?という感じですが、とにかくエリアが広いので私が見きれていない部分もあると思います!
営業時間
アクセス
カムデンマーケットは、地下鉄ノーザンラインの「Camden Town」駅から約2分ほどです!
【6位】ブリックレーンマーケット
知名度:
おススメ度:
次に紹介するのは、東ロンドンにあるBrick Laneというストリートにあるマーケット「ブリックレーンマーケット」です!
かつて、17世紀には一帯にビールの醸造所があり、今でも醸造所の創設者である「Truman」という名前が入った大きな煙突は今でもランドマークとして知られています。
この近辺は、1990年代から多くのアーティストが移り住み、どんどんオシャレなエリアとして成長してきたエリアです!グラフィティアートなども多数あるので、歩いているだけでも楽しいエリアだと思います!
売っているもの
ブリックレーンマーケットは、「アップマーケット」「バックヤードマーケット」「ヴィンテージマーケット」など様々なマーケットから構成されています!全てのマーケットを見たい場合は、土曜日・日曜日に訪れるのがおススメです!
マーケットの中には、アクセサリー・ファッション・ヴィンテージ・アートなど様々なものが並んでいます!また、食べ物の屋台もあるので、ご飯を食べながらゆっくりと見て回ることも出来ます!
営業時間
アクセス
ブリックレーンマーケットは、地下鉄「Liverpool Street」駅から徒歩10分ほど、地上鉄道の「Shoreditch High Street」駅から約5分ほどです!
【7位】レドンホールマーケット
知名度:
おススメ度:
次に紹介するのは、ロンドンの中心部で金融街としても有名なシティオブロンドンにある、レドンホールマーケットです!このマーケットの特徴はなんと言っても、重要文化建築物にも指定されている美しいアーケード型の建物です!
700年もの歴史を誇る歴史あるマーケットで、特徴的な入口の門は15世紀の絵画にも登場しています。1666年のロンドン大火で一部が焼失しましたが、19世紀頃から美しいデザインで評判を集めるようになり、1990年に再装飾を施す改修を経て、現在の豪華絢爛な屋根付きアーケードが完成しています。
ハリーポッターをはじめとする、様々な映画のロケ地としても使われているロンドンでも有名なスポットです!
また、クリスマスやハロウィーンなど季節ごとの飾りつけもあるので、行く時期によって様々な表情を楽しめます!
売っているもの
開放感のある大きなアーケードや、豪華な装飾に目を奪われがちなレドンホールマーケットですが、マーケットというだけあって生活用品やレストラン・パブなどが立ち並んでいます!
小売りの店舗は多くは無いですが、食肉店や花屋などに加えて、ファッションの「Hobbs」・書籍の「Waterstones」・雑貨の「Flying Tiger」などのチェーン店があり、レストランはイギリスらしいパブから、メキシカンや韓国料理などインターナショナルな食べ歩きのお店などもあります!
営業時間
アクセス
レドンホールマーケットは地下鉄セントラルライン、ノーザンライン、ウォータールー&シティラインの「Bank」駅、サークルライン、ディストリクトラインの「Monument」駅からそれぞれ5分ほどです!セントポール大聖堂やロンドン塔などの観光ついでに寄るのも良いと思います!
終わりに
ロンドン市内では色々なところにマーケットがありますが、今回は有名かつ規模の大きいマーケットを紹介してみました!観光で行くにも楽しいところばかりですし、ここでしか見つからない雑貨やお土産も沢山あると思います!ぜひロンドンに行く際は尋ねてみてください!